NHK ためしてガッテン 11/30放送は子宮筋腫に
ついてです。
子宮筋腫は、子宮にできる良性の腫瘍のことです。
成人女性の20~30%は子宮筋腫を持っていると
言われており、特に珍しい病気ではありません。
主に30~40歳代の女性に見つかり、筋腫の大きさや
個数は人それぞれ異なります。
子宮筋腫の原因ははっきりしていませんが、
女性ホルモンの影響で筋腫が発育すると考えられています。
(参考)子宮筋腫・子宮内膜症を自宅で解消する方法
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子宮筋腫は何故できるか?
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子宮筋腫は子宮の筋肉の中にできるものです。
ですのでそれが成長するにしたがって、子宮筋腫の周り
にある筋肉から締め付けられるようになり、
縮むようになります。
この過程で、周りにある筋肉が子宮筋腫を
包みこむように成長するため子宮筋腫は
球形になり、筋腫の中にある細胞は渦巻状になります。
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子宮筋腫の種類について
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子宮筋腫の種類は、“
子宮のどこに筋腫ができるか”
によって分類されます。
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筋層内子宮筋腫 (きんそうないしきゅうきんしゅ)
子宮の厚い筋層にできる筋腫で、最も多い種類です。
・
漿膜下子宮筋腫 (しょうまくかしきゅうきんしゅ)
子宮の外側を覆う漿膜下にできる筋腫です。
・
粘膜下子宮筋腫 (ねんまくかしきゅうきんしゅ)
子宮の内側の粘膜下にできる筋腫です。
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| 3 | 子宮筋腫が引き起こす症状は
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子宮筋腫の症状としては以下の症状があります。
・過多月経
・月経痛
・貧血
・しこり
・圧迫症状
・不妊
・性交痛
これらは筋腫そのものがもたらす症状です。
子宮筋腫が大きくなることでほかの器官の障害
を起こすこともあります。
それは、腰痛や頻尿。
特に注意が必要なのは、過多月経による貧血でしょう。
子宮の内側に筋腫ができる粘膜下筋腫は、
その表面にたくさんの毛細血管があり、
月経時には大量の出血を起こして過多月経になります。
それが原因で鉄欠乏性貧血を引き起こします。
貧血が続くと、血液中の赤血球が体に必要な酸素を
供給できなくなります。
各部位に送る酸素の量が減り、心臓は
その分の酸素を供給しようとして、
より多くの血液を全身に送らねばなりません。」
その結果、心臓には大きな負担がかかります。
血管に問題が起こったり、心不全になったりする
危険性も高まることになります。
また、鉄が不足すると、酵素の働きが悪くなり、
記憶力の低下が慢性的に起こります。
(参考)子宮筋腫・子宮内膜症を自宅で解消する方法
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