めまい・耳鳴り・不眠解消 主治医の見つかる診療所
脳過敏症候群 とは、いったい?
(2012/5/14放送分)について
今回の「主治医の見つかる診療所」は
誰もがとれかにあてはまる症状、
めまい・耳鳴り・不眠の解消法を紹介します。
先生方は以下の通りです。
秋津壽男(内科)
上山博康(脳神経外科)
南雲吉則(癌・乳腺専門、形成外科)
新見正則(外科・漢方)
森智恵子(皮膚科・産婦人科)
清水俊彦(頭痛外来・脳神経外科)
< めまい・耳鳴り の関係 >
通常、めまい・耳鳴りは同時に起こる場合が
多いと言われています。
それは図のように、蝸牛と三半規管が
隣りに位置しており、相互に影響を
受けやすいためです。
また主に脳からくる不眠も脳の構造がこれら
の器官と近いためにおこると考えられます。
また身体的な原因で言いますと、下記
症状からも連動している場合もあります。
▲耳の病気
中耳炎、メニエール病など
▲脳の病気
脳梗塞、脳出血などにより平行感覚に
問題が発生する場合があります。
▲神経の病気
聴神経腫瘍など
▲全身の病気
糖尿病などの生活習慣病は動脈硬化を進めてしまうため、
脳梗塞を引き起こす原因にもなります。
またストレスが絡む自律神経失調症にも症状を
促進させる場合があります。
⇒(参考)★ 「めまいを治す本」 一覧はコチラから ★
< 不眠 について >
不眠症の方は周りにも多く、現代病の
代表と言われています。
一般的にはストレスが原因と言われていますが、
実は多くの要因から不眠は発生してしまいます。
ですので心当たりのある方は下記要因から
見直してみるのも良いかと思います。
▲身体の不調
なんらかの病気により咳やぜんそく、
を併発している場合。
▲睡眠時の環境変化
旅先などいつもと異なる場所での睡眠には
時間がかかることがあります。
▲精神的ストレス
こちらの理由が一番多くあるようです。
現代社会ではこのストレス解消法の科学的
研究が進んでいるくらいです。
さらに重度になるとうつ病にもなりかねません。
▲薬やアルコール
この場合、薬の副作用やアルコール、カフェインの
摂取が問題となっています。
ですので主治医や薬剤師さんに相談して、
改善してもらうのが良いです。
⇒(参考)★ 「眠る技術:自然に気持ち良く眠るための方法」 詳細説明はコチラから ★
< 脳過敏症候群 とは>
「脳過敏症候群」は、片頭痛を放置したあと起きる
症状になります。
鎮痛薬だと水面下で脳の興奮状態が残ってしまいます。
年をとったあとに頭痛が消えたら、脳過敏症候群になる
ケースも多いとのこと。
< 片頭痛を軽くするために >
ポイント:
片頭痛の人は、暗いところでの光の刺激で
片頭痛が悪化する場合もあるので要注意です。
頭痛予防におすすめの食材:
マグネシウム・ビタミンB2が含まれている物が良いです。
これらは主にアーモンド・ひじき・ホウレン草・大豆・
牡蠣・ゴマなどに含まれています。
スーパーで揃う商品ばかりです。